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保育士のリアルな悩み|退職を考えた私に“仲間”ができた日

保育と転職のこと

保育の現場って、「女の世界」「人間関係がギスギスしてる」というイメージ、ありますよね。

園によっては本当にそういう場所もあって悩まれている人も多いと思います。

私は幸いなことに――人間関係にはとても恵まれていました。

職場の愚痴を言い合える、信頼できる先生たちがそばにいて、

支え合いながら、毎日どうにかやってこれていた気がします。

言えなかった気持ちを、共有できた日

そんなある日。

仕事終わりに、よく一緒に話をする先生2人と、いつものように園の働き方について話していた時のこと。

思い切って、私はこう言いました。

「実は、退職を考えていて…」

すると、ベテランの先生がぽつり。

「私も、子ども2人いてね。

仕事が終わって、夜遅くにおばあちゃんちにお迎え行った時、

『どうしてそんなに頑張るの? 早く帰ったらいいのに』って言われたことがある。

夫にも『もう辞めたら?』って言われることもあって…」

さらに、もう一人の先輩も言いました。

「私も実は考えてるよ。

転勤してきたばっかりだけど、他の仕事も気になってて。

でも…独身で無職になるの、正直不安すぎてさ」

退職を考えるのは、わがままじゃなかった

まさか、あの2人も――

そんなふうに思っていたなんて、思ってもいませんでした。

しかも、2人とも頼れる先生で、保育も本当に上手で

そんな先生たちが辞めたいと思ってるなんて、なんだか不思議な気持ちでした。

でも同時に、ちょっと安心もしていたんです。

ああ、今自分が感じている違和感って、おかしくなかったんだ。

そう思えただけで、少しだけ心が軽くなった気がしました。

“私も同じ”が心の支えに

その後、もう一人。

ひとつ上の先輩も退職を考えていることが分かり、

なんと“退職フレンズ”が3人に!

時間を見つけては一緒にごはんを食べに行って、

「やっぱり辞める?」

「いや〜もうちょっとがんばる?」

「組合に相談するのもありかな?」

そんなふうに、時には真剣に、時には笑いながら、

自分たちの未来のことを話し合う時間は、とても心強くて、大切な時間でした。

心がほっとした、あの日の会話

仲間がいるって、本当に心強い。

誰かの「私もそうだよ」の一言が、あのときの私を救ってくれました。

私のブログを見て、「ひとりじゃないんだな」と感じてくれる人が増えると嬉しいです。

毎日みんな頑張ってるよ。すごいよ。