🌧 自分の限界に気づいた日
去年の5月から7月末までの3ヶ月間、夫は長期の出張へ。
ひとりでの生活が始まりました。
ちょうどその頃、園では園内研究の真っ最中。
教材研究や指導案の作成で、毎日がバタバタ。
しかも、園長先生のOKがなかなか出ない。
昨日言っていたことが、今日になると変わって…。
そのたびに書き直しては出し直し。気づけば、職員みんなが疲弊していきました。
🕗 気づけば夜9時。なのに時間外は…
そんな日々の中、21時を過ぎて園を出ることも増えていきました。
でも、時間外の申請は「19時まで分しか付けられない」という暗黙のルール。
同じ市役所の同期は、しっかり時間外を付けているのに、どうして保育職だけ…
“働いているのに、認められない”感覚。
どんどん心がすり減っていくのを感じていました。
🍣 久しぶりの夫との時間に、涙が止まらなかった
ようやく仕事がひと段落ついたある日、
夫が連休で久しぶりに帰ってくることに。
ウキウキで仕事を済ませて、
「今日は、お寿司でも食べに行こうか!」と近所のお寿司屋さんへ。
まだラストオーダーまで1時間あったので、
「大丈夫そう!」と受付を済ませました。
10組ほどの待ちがあったけれど、店員さんが
「こちらでお待ちくださいね〜」と案内してくれて、ひと安心。
…のはずでした。
😢 そして、ぽろぽろと涙がこぼれた
それから待つこと30分…40分…。
でも、呼ばれることはありませんでした。
結局、店員さんに尋ねてみると間に合わないかもとのこと…
そのままお店をあとにしました。
普段の私なら、
「仕方ないね!次どこ行く〜?」と笑っていたと思います。
でも、その日は違いました。
車に乗った瞬間、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちて。
自分でもびっくりするくらい、止まらなくて。
久しぶりに会えた夫の前で泣いてしまったことにも、申し訳なさがこみ上げてきて、
それがまた涙になってあふれてきました。
隣で夫も戸惑っていたけれど、そっと肩を撫でてくれて話を聞いてくれました。
🌿 限界を知ることも、大事な気づき
私はずっと「大丈夫」が口ぐせでした。
ニコニコしていたら、何とかなるって思ってた。
でもその日、初めて気づきました。
「あ、私、もう限界なんだ」
心も体も、きっとずっとがんばりすぎていたんだと思います。
それから私は、
自分を労わることを選ぶようになりました。
🌷さいごに
あの日がなければ、保育の仕事を、戻りたいと思えないほど嫌いになっていたかも。
「泣くのって悪いことじゃない」
「がんばっている自分を、一度休ませてあげてもいい」
そう思えるようになったのも、
あの日の涙のおかげです。
みなさんも、がんばりすぎていないかな?ちょっと一息つこう~
と自分をいたわる時間を大切にしてくださいね。
健康第一!