🌱 本を読まなかった私が、本に救われた日
私は普段、本をあまり読まないタイプでした。
忙しい毎日の中で、ゆっくり本を読む時間なんてなかったし、
どこか「読書=難しいもの」と感じていたのかもしれません。
でも、保育士として働いていたある時期、心が限界に近づいていたときに、
ふと手にした本たちが、私を救ってくれました。
その体験から、「本って、心を整えてくれるんだ」と思えるようになりました。
この記事では、そんな私が悩んでいたときに心が軽くなった3冊をご紹介します。
📘 1.『禅 シンプル生活のすすめ』枡野俊明 著
✔ 疲れた毎日に“心の洗い方”をくれた本
この本に出会ったのは、仕事と家の往復に追われる毎日に疑問を感じていた時期でした。
「一日ひとつ、すぐにできる“心の洗い方”」という副題の通り、
ページをめくるたびに
すぐに生活に取り入れられるシンプルな言葉が並んでいます。
✅ 読書が苦手な人にもおすすめな理由
- 1ページごとに完結していて、どこから読んでもOK
- 目次だけでも、心に響く言葉が並んでいる
- 読み終える頃には、心がスーッと軽くなる
「考えすぎていたな」「頑張りすぎていたかも」と、気づかされました。
読むたびにリセットできる、そんな“お守りのような1冊”です。
📗 2.『モモ』ミヒャエル・エンデ 作
✔ 忙しさに飲み込まれていた私を救った物語
この本との出会いは、偶然カフェで手に取ったとき。
児童文学でありながら、そのメッセージは大人にこそ響く物語でした。
テーマは“時間”。
読み進めていくうちに、
「私は今まさに時間泥棒に時間を奪われている」とハッとさせられたのです。
✅ 心が追い込まれているときに効く理由
- 時間に追われる自分に気づける
- 主人公モモのような「余白を大切にする生き方」が心に残る
- 忙しさで見失いがちな“本当に大切なもの”を思い出させてくれる
心がカチコチに固まっていたとき、モモのやわらかな生き方に救われました。
「また時間に追われてるな」と感じたとき、今でも読み返す1冊です。

🌙少し長いお話なので、眠る前の10分間など少しずつ読み進めました
📕 3.『北欧時間』日暮いんこ 著
✔ 幸せに暮らすヒントは、フィンランドにあった
「フィンランドって、なんで幸福度が高いんだろう?」
そんな疑問から手に取ったこの本。
読んでみると、日本の働き方と180度違う価値観が広がっていました。
四六時中仕事のことばかり考えていた自分と、
日常の中で“自分らしい時間”を大切にする北欧の人たち。
✅ 考え方を変えるきっかけになった理由
- 自分の働き方を見直すきっかけになる
- 自分の「視点」「生き方」を変えるコツが学べる
- 小さな幸せを見つける感覚が心を整えてくれる
読み終えたあと、「私が変わらなきゃ、何も変わらない」と思えました。
その意識の転換が、実際に私の働き方を見直すきっかけになったのです。
🌿 まとめ:心が疲れたときにこそ、読んでほしい3冊
私がご紹介した本は、どれも「もう無理かも…」と思った時期に出会いました。
共通していたのは、“やさしくて、実践的で、押し付けがましくない”こと。
心に余白がなくなったとき、そっと手を差し伸べてくれるような存在でした。
📚 3冊まとめ
書籍タイトル | おすすめ理由 |
---|---|
禅 シンプル生活のすすめ | 心の洗い方を、1日ひとつ学べる。シンプルで実用的。 |
モモ | 忙しさに飲み込まれていた自分に「時間の本当の価値」を教えてくれる。 |
北欧時間 | 働き方や暮らし方を変える“視点のヒント”が得られる。 |
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